東大生の中学受験①(桜蔭Ⅰ)

東大生の中学受験

初めまして。この記事では、主に私の中学受験の体験について書いていきます。

私自身の簡単なプロフィールは以下の通りです。

・20代女

・公立小学校

・小4からSAPIX→桜蔭中・高

・1浪して東大文一→法学部

また、ここに書かれていることはあくまでも私個人の経験や考えです。ご了承ください。

幼少期について

まず、SAPIXに入塾する以前の過ごし方について書いていきます。

小さい頃は本を読むことが好きでした。

物心ついた頃から母がよく紙芝居を読み聞かせてくれており、そこから物語を好きになったように思います。

自分でも図書館や保育園にある絵本をよく読んでいました。

小学校に入ってからも図書室にはよく行っていました。

学研の『○○のひみつ』シリーズや小学館や集英社から出ている世界・日本の偉人の漫画がとても好きで、図書室にあるものはほとんど全部読んでいました。

受験に直結するものではないですが、一般教養を身につけたり興味の幅を広げるという意味ではオススメです。

また、学習漫画ばかりではなく、『学校の怪談』シリーズや普通の小説も読んでいました。

小学生の時に読んだ本で今でも好きなものは、『赤毛のアン』、『小公女』、『若草物語』といった海外の作品です。是非読んでみてください。

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ただ、本ばかり読んでいたわけではなく、外で遊んだりゲームをすることもすごく好きで、平日の放課後は友達と外を走り回ったり、長期休みには近所の友達と集まって一日ゲームをしていたりという感じでした。

この頃に学校の宿題以外でやっていた家庭学習(っぽい?)ことと言えば、100マス計算ぐらいです。

ただ、親にやりなさいと言われたり勉強のつもりでやっていたのではなく、100マス埋め終わるまでのタイムをいかに短くできるか、というゲーム感覚でやっていました。最終的には100マス1分かからないくらいにはなっていたと思います。

習い事では、スイミング、ピアノ、英会話、英検のために個別指導塾、外国語教室(英語ではないです)に通っていました。

英会話はお遊びみたいなものだったので特にその後役立った記憶はないです。英検は小5までに4級までは取っていましたが、とはいえきちんと文法などを理解していたわけではないので、中学に入った時点で5w1hもうろ覚え、語彙力もない、という感じでした。

受験関係なく、私個人の感想として通っていたよかったなと思っているのはスイミングとピアノです。

これらの習い事は全てSAPIXに入るまでに、もしくは入ってすぐに辞めています。

SAPIXについて

私がSAPIXに入ったきっかけは、2歳年上の兄です。

元々別の進学塾に通っていた兄の様子を見ていて「楽しそう、塾行ってみたい、中学受験したい」と思っており、兄がSAPIXに転塾するタイミングで私も入塾しました。

入塾したのは小学4年生の5月です。(塾長注・それまで学習系の習い事は英語塾に少しだけ)

入塾時のクラスは、私が通っていた校舎は当時(現在はわかりません)規模が小さく5クラスしかなかったのですが、真ん中のクラスでした。

その後の最初のクラス替えテストで上のクラスに上がることができ、それからは受験が終わるまでほとんどずっと最上位クラスにいることができました。

成績は、算数がとにかく苦手で、4年生の頃はよく偏差値40台をとっていました。

ただ、5年生になって算数の授業を担当するようになった先生がすごく好きで、その先生と喋りたくて毎回質問教室に通ってテキストの問題を全部解くようになってからは少しずつ成績が上がったように思います。

と言っても、SAPIXのテストで100点(150点満点)取れれば満足といった程度で、最終的な偏差値は55前後だったと思います。

一方で、国語が元々得意でそちらの成績はかなり良かったです。偏差値はほとんどずっと60台で、調子が良いと70を超えることも何度かありました。

ただ、授業以外に何か勉強していたわけではないのであまり参考になるアドバイスなどはできないと思います。

理科と社会は、どちらかというと社会の方が得意、というくらいで同じくらいの成績でした。

偏差値でいうと50後半〜60前後、という感じです。

基本的にどの教科もSAPIXの授業以上の勉強はしていませんでした。

宿題はめんどくさがって全然やっていなかったような気がします…。

基礎トレすらまともに取り組んでいませんでした。ただ、授業がすごく楽しかったので授業内でしっかり消化できていたのかな、と思います。

過去問は、6年生になるまでは全く手をつけていなかったです。

6年生になってからも、「どうせ過去問に出た問題は出ないし…」と思って親に隠れてサボっていて、結局赤本はほとんど解かないままでした。SAPIXのテキストで過去問が扱われているのを解いたくらいだと思います。

私のような例は極端だと思いますが、過去問を解くことの一番大きな意味はその学校の出題形式や時間配分に慣れるためだと思うので、そこをクリアできればそれ以上解く必要性は薄いのではないかな、と思います。

「なぜ過去問に取り組むのか」を明確にしないまま解くぐらいなら、教科書や問題集を完璧にする方がはるかに有意義だと感じます。

中学受験について

受験した学校は、埼玉の1月校をいくつかと、第一志望だった桜蔭です。

1月校はちょうど難易度順に受けることができ、最初に受けた学校で特待を貰えたりして良い滑り出しを切ることができました。浦和明の星に合格を頂いたところで、1月の受験は終わりました。

私は入試当日以外は休まずに学校に行っていたのですが、実は浦和明の星に合格した後、インフルエンザにかかりました笑。

2月1日まで時間があったのと、すぐに治ったので特に支障はなかったのですが、体調管理は徹底しましょう…。

2月校の出願は桜蔭のみでした。落ちたら浦和明の星に行くつもりだったのと、家からの距離を考えて他の学校は受けませんでした。

桜蔭も家から近いわけではなかったので、1月31日の夜から桜蔭の近くに母と二人で前泊していました。

仕事帰りの父がホテルに立ち寄ってくれたことと、大好きなSAPIXの先生から電話で激励してもらったことを覚えています。勉強は、寝る前に軽く基礎トレを解くぐらいにしていました。

SAPIXで、直前はそのくらいにしてしっかり寝ておくように言われていました。

当日は、特に緊張せずに解くことができました。トイレがすごく混んでいた記憶があります。

解き終わった後は、「これは絶対受かったな」と自信満々でした笑。

面接も難しいことは聞かれず、しっかり受け答えできたように思います。

全部終わった後に、東京ドームホテルのカフェでケーキを食べて帰ったことを覚えています。

桜蔭について

最後に、桜蔭で6年間を過ごして感じたことをお話しします。

桜蔭の校風を一言で表すと、「自由」だと思います。

もちろん、校則はしっかりあって、制服もご存知の通りですし、前例のないことはなかなかやらせてもらえなかったりと、一見すると自由には見えないと思います。

在校生や卒業生でも、窮屈だと感じている人もいると思います。

ただ、私がここで言う自由は桜蔭に通う生徒の内面的な部分です。

良い意味で他人に興味がなく、自分のやりたいことをやる、という人が多かったです。人目を気にせずに、好きなことをやり、好きなものを好きと言い、嫌なことは嫌と言う、というような環境がありました。

色々な個性の人が集まるので、気の合う友達と出会うことができると思います。私が桜蔭に入って一番良かったと思っているのは、良い友達ができたことです。

また、校則や決まりごとの中で、どれだけやりたいことを実現できるか(もしくは規則を掻い潜れるか)試行錯誤していました。

男子がいないのでなんでも自分たちでやる、ということも相まって自主性はかなり身につくと思います。

本当に色々な趣味嗜好の人がいるのでどんな人にも偏見を持たなくなり精神的なキャパシティーは大きくなりますし、優秀な人に囲まれてたくさんの刺激を受けることができます。

そのような環境に魅力を感じる人にとってはとても良い学校なのではないでしょうか。

少なくとも私にとっては、視野を広げてくれた素晴らしい学校であり、大好きだとはっきり言うことができます。

もう一度受験をするとしても、またこの学校に行きたいと思っています。

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