お勧め算数教材

知育・勉強方法

この記事では算数のお勧め教材を紹介していきます。

先に伝えておきますが、6年生になったら塾以外の教材を使う時間は少なくなってくるので、塾の教材で必要な宿題はちゃんとやりましょう。

暗算力を鍛えるための教材

算数はできない暗算をしてはダメです。

ほとんどの場合、できない暗算をする子は計算ミスを誘発します。

そして頭の中でできない暗算をするのであれば手を動かして筆算した方が良いです。

その方が正確にかつ速く答えが出ます。

よって、できない暗算をしてはダメです。

だからと言って私は「計算は全て筆算をせよ」と主張したい訳ではありません。

「できない暗算はするな」ということなので「正確に暗算できる計算を増やそう」というのが私の考えです。

以下にお勧めの教材を紹介します。

本当にできるようになる暗算

190+18=

210+28=

260+63=

上記3つの暗算はできましたでしょうか?

上記レベルの暗算とかけ算九九ができれば19×19までの計算が暗算でできるようになるのが下記に紹介する本です。

私も購入して重要部分だけ読んでやり方は5分程度で理解しました。

その後に試してみましたが本当にできるようになりました。

小学生は流石にもう少し時間をかける必要はあります。

ただ、この教材通りに進めていけば平均的な学力の子であれば19×19の暗算が3日でできるようになります。

1週間もあれば定着するでしょう。

保護者の方も是非試してみて下さい。

簡単すぎて驚きます。

これと合わせてお風呂に下記のポスターを貼っておくと良いでしょう。

19×19までの計算方法を覚え、お風呂で問題を出して答え合わせができます。

1週間+3,000円程度というコストで得られるパフォーマンスはあまりにも大きいです。

山本塾の計算ドリル

中学受験に必要な暗算力を鍛えるためのドリルです。

この教材は「5年生までに」というところが重要です。

この教材を進めていく点で重要な点は冒頭に書かれているように

・必ずタイムを測ること

完璧にできるまで同じレベルの問題をやること

です。

これは思ったよりも根気のいることです。

やってみれば分かりますが、完璧にするのはなかなか大変です。

ただし、完璧にしなければこの教材を利用する意味はほとんどないです。

書かれている通りに進めていけば中学受験において必ず大きな武器になるでしょう。

平面図形・立体図形

以下の教材は小6向けの平面図形・立体図形の教材です。

カード形式になっています。

これをこなしていけばひらめきに頼らずに平面図形・立体図形の問題が解けるようになります。

解法の引き出しが拡がり問題を解く時間も短縮できるでしょう。

その他

その他で私が購入して使ってみて良いと思った教材を紹介します。

●算数と国語を同時に伸ばすパズル(分数編)

中学受験において割合や比の概念を理解することは必須です。

割合や比の手前となるのが分数です。

分数は計算だけできてもあまり意味はありません。

分数は概念を理解しないと割合や比の理解につながっていかないのですが、その理解のためにも下記の教材はとても良いです。

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小学館
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また、分数・小数・百分率(%)の感覚を視覚的に理解できるのが以下の教材です。

ちなみに分数⇔小数⇔百分率⇔歩合の換算は受験算数で必ず必要な知識です。

これができない子は受験算数はほぼ無理ゲーになります。

●下剋上算数

下剋上算数は一通り受験算数の分野を終えた。小5以降が解く問題集です。

「範囲が決められたテストになるとできるが、範囲が決められていないテストだとできない」という方にお勧めです。

分野ごとに分かれていないので色々な単元の総復習になります。

こちらも必ず時間を測って解きましょう。

偏差値50未満であればこちら。

偏差値が50を超えたらこちらがお勧めです。

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ちなみにこれは時間が測りやすく、達成感もあるのでお勧めです。

●立体の切断

この教材は非常に便利です。

中学受験をする子にはマストアイテムと言っても良いでしょう。

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楽しみながら学べる教材

パズル的な教材の最大のメリットは「算数は楽しい」と思い込ませることです。

その意味でなぞぺーシリーズは良いですね。

公立中高一貫校の適性検査対策にもなります。

小3まではこちら。

小4以降はこちら

まとめ

実は購入した教材は上記で紹介した教材の5倍以上はあります。

その中で「これは意味ないな」「レベルがバラバラだな」と思ったものは載せていません。

また、大手集団塾に通っている場合は算数が苦手だからといってあれこれと手を広げすぎるのも良くないです。

目的に合わせて必要な教材を厳選して購入して下さい。

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